2016年11月18日金曜日

マカオのカジノ、年齢制限による入場拒否数28万人…


 世界最大のカジノ売上を誇るマカオ。面積約30平方キロという小さな街に、大小合わせて38軒ものカジノ施設が建ち並ぶ。マカオではカジノへ入場及びカジノ内で労働可能な下限年齢が設定されており、現在は「21歳以上」となっている。

 マカオの日刊英字経済紙マカオビジネスデイリーが11月16日付電子版でポルトガルのルザ通信社の報道を引用して報じた記事によれば、マカオ政府のカジノ監理部門にあたる博彩監察協調局(DICJ)の統計で、今年(2016年)1~10月の年齢制限による入場拒否数が月平均2万8000人(1~10月累計28万人)となり、すでに前年(2015年)累計の23万6000人を上回ったという。仮に月平均ペースを維持した場合、前々年(2014年)の累計33万人を上回ることになる。

 マカオのカジノ入場及び労働年齢制限は、長く成人年齢の「18歳」だったが、2012年11月1日から「21歳」に引き上げられた。ただし、マカオのカジノは基本的に入場無料でドレスコードも緩やかなど比較的オープンなのが特徴で、入口における入場者全員を対象としたIDチェックといった厳格な措置は導入されていない。現状、入口に配置されたセキュリティスタッフが外見から21歳以下と判断した入場者に対して個別IDチェックを実施している。

 なお、21歳未満の者がカジノへ入場したことが発覚した場合、本人及びカジノ運営企業の双方についてそれぞれ1千~1万パタカ(日本円換算:約1万3900円~13万9000円)、1万~50万パタカ(約13万9000円~692万5000円)の罰金が科される。また、21歳以下がカジノゲームに参加していた場合、ベット金、勝ち金はいずれも没収となり、公庫に納入される。

 マカオでは、地元市民(公務員及びカジノ隔離対象者などを除く)もカジノへ入場することができるが、実際には海外(中国本土、香港、台湾を含む)からの旅客が中心となる。マカオの人口が約65万人なのに対し、訪マカオ旅客数は年間およそ3000万人にも上る。

【2016年11月18日11時31分配信 マカオ新聞から抜粋】

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