2015年12月25日金曜日

露「北のラスベガス」目指す! 初のカジノ開業!!



 ロシア極東沿海地方のウラジオストク近郊にカジノ特区が設置され、今秋、最初のカジノがオープンした。極東開発を最重要課題と位置付けるプーチン政権は、同市周辺を訪れる外国人が入国時に査証(ビザ)を取得できる制度を近く施行する計画で、隣接する中国東北部など東アジアからの顧客を引き込み「北のラスベガス」として地域活性化の核とする狙いだ。

 ロシア政府は、地方振興の一環として、ロシアが編入したウクライナ南部クリミアなど国内数カ所の「特区」で、カジノ開設を容認。いずれも首都モスクワから離れた地域で、沿海地方の特区は極東・東シベリアでは唯一となる。

 沿海地方政府などによると、空港に近い海沿いの620ヘクタールの地域にマカオやマレーシア企業などの投資で、2022年までに10軒以上のカジノ併設型ホテルを建設。ヨットハーバーなどリゾート開発と合わせ、年50万人以上を誘致する計画だ。

 第1号のカジノ「ティグレ・デ・クリスタル(ガラスの虎)」は中国・マカオの大規模カジノチェーンの系列で、今年10月に完成セレモニーが開かれた。

 同カジノのクレイグ・バレンタイン支配人は英国・スコットランド出身で、中東やアフリカでカジノ運営に携わった経験をもとに、設備や運営の透明性が「国際水準に達している」と強調した。

 ロシア側の期待は従業員らの雇用創出や地元経済への波及効果にある。地方政府の首脳は「カジノで1000人以上の雇用が生まれた」と説明。地元の乳業メーカー幹部もカジノへの納入業者に選ばれ「品質が国際的に認定された」と誇らしげだ。

 一方、特区には約1000億ルーブル(約1730億円)以上が投資され、現地でカジノを経営する予定の企業群が狙うのは中国や日本、韓国など隣接する地域の経済力だ。

 バレンタイン氏はこれらの地域で、マカオへ行くよりもウラジオストクへ行く方が近い人々は「約3億人に上る」と指摘し、特区は「投資先として理想的な場所だ」と語った。

【2015年12月25日 7時45分  Sankei Bizから抜粋】

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